2011年10月10日月曜日

MacBook Proのロジックボード直付けグラフィックチップの再修理 [JUNK1号機]

だいぶ前のエントリーで書いたMacBook Pro JUNK1号機のグラフィックチップの不具合、マウスポインター横の横縞が再度発症。


他にもっと良い治療法は無いかとWebで情報を収集して再修理してみました。


前回の修理はハンダ不良が疑われるグラフィックチップをヘアドライヤーで10分加熱して、ハンダを一度融かして冷やし固める作戦でしたが、ココ数週症状が発生する頻度が上がってきたため新たな修理方法を探して出た結論が、ヘアドライヤーでハンダが融ける温度に達しているか分からないので、もっと温度が上がるオーブンで焼いちゃおうかなと、こちらも前回の修理方法同様に意外に海外ではポピュラーな方法のようでWeb上にはかなり参考になる情報が多数存在しますが、ハンダが融けていく所が見た目で判断がつくように、ロジックボードの融かしたい場所の近くに未使用のハンダを置いて同時に暖めればビジュアル的にもハンダが融けるのが分かるのではないかという事で、ロジックボード上に小さく切ったハンダをクッキングシートに置いてチャレンジ。


オーブンの温度は250℃に設定してハンダが融けるまで加熱、今回も2号機同様にムービーを撮ってみましたので参考にして下さい。


こちらが焼き上がったベイクドMacBook PRO、クッキングシートに載せたハンダはロジックボードにたらしてしまうと面倒な事になりそうだったので先に取り出しておきました、私の娘は「なんか美味しそうなニオイがする」と言っていましたがナゼ


それからちょっとした注意点、下の写真のロジックボードスリーブというスペーサーのような部品があるんですが、外すのを忘れてこんな姿に融けてしまいました、マネする方は外した方がいいですよ。


そしてこれが融けたハンダ


加熱した後は粗熱をしっかりとってから組み直して完成、今回はかなり問題アリアリの修理方法と思いきやちゃんと動くんですね、これで症状が再発せずに動いてくれれば良いんですがどうでしょうかね?長い期間問題なく動いてくれる事を願うばかりです。


一応、付け加えておきますが修理は全て自己責任のもとで行ってくださいね!

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